2014年末にオープンした、日本初のアマンホテル「アマン東京」。高層複合ビル大手町タワーの33階~38階に位置し、素晴らしい眺望や自然を堪能できます。
33階と34階に位置するアマンスパは、屋内プールやフィットネスジム、ピラティスやヨガスタジオ、8室のトリートルームなど2,500平方メートルもの広さのウェルネス施設を備えており、非日常的な空間と体験を提供しています。
目次
33階にあるアマン東京のロビー。
スパのレセプションは、34階にありますのでエレベーターで1つ上の階に向かいます。
落ち着いた空間で広々としています。
アマンスパのオリジナル化粧品や浴衣やアメニティグッツ、水着などが販売されていました。
係の女性に案内され、こちらでカウンセリングシートに体調状態などを記載し、サインをします。
目の前は、高層ビルだらけです。
カルテに記入後、一階下に降り温浴施設へ。
お水やガウン、浴衣、その他アメニティグッツが準備されています。
アマンオリジナルの基礎化粧品、ドライヤーもこだわっていますね!
着替えは、周りがガラス張りになっているので外から見られている感じがして、少しヒヤヒヤ。もちろん、外からは見えないようになっています。
アマンスパでは、トリートメントの効果を最大限高めるために、施術前に水によって心身を清めることを行いとした『 禊みそぎ』という古代神道の伝統的なしきたりを提唱しています。
みそぎに習った「かけ水」や、温かいお風呂で心を静め、スチールルームでは外側からの刺激を与えることにより、意識を身体の内側に向け、心身共にリラックスした状態でトリートメントを受けれけていただくためだそうでです。
日本式のお風呂は、目の前に大都会のパノラマが広がり、入浴しながらこの景色を独り占めできる満足感に浸ることができます。
シャンプーやトリートメントなども完備。
スチームやサウナもあります。
温浴施設の階には、長さ30メートルの室内温水プールがあります。
その他、世界基準のフィットネスジムやヨガ、ピラティス・スタジオもあるそうです。
私は、今回温浴施設のみ利用させていただきましたが、プールやフィットネスジムやヨガ、ピラティス・スタジオは宿泊者はもちろん、ビジターの方でも利用できるコースがあるようです。
アマンスパでは、心身一如(心と身体を一つと捉えています)。
アマンスパが考える『ウェルネス』とは単に身体が健康であることを意味するのではなく、「心身と精神、ライフスタイルをより良い方向へ発展させ続けていること」を”意味しています。
そのためアマンスパのコンセプトは、『ウェルネス』の つの柱となる「食事」「運動」「健やかな精神」「トリートメント」を念頭におき作られました。
この哲学の元、世界中のアマン・スパがひとつとなり、古代からの伝統療法と最新科学を合わせた様々なアドバイスやサポートを提供しています。
*一部アマン・スパ東京HPより抜粋
アマンスパでは、アマンオリジナルコスメを使用しています。
アマンが佇む世界のさまざまな土地を取り巻く自然界より収穫・抽出された、貴重な天然成分を中心に調合されたスキンケア化粧品で、フェイシャルからボディー、ヘアケアまで揃っています。
ジャスミンの香りなど、香りが濃厚なのも特徴的です。
シンプルでお洒落なボトルデザインは、世界的に有名な建築家 隈研吾氏が手掛けたものだそう。
〇HPでもご購入いただけます→こちら
アマン・スパ東京では、日本古来の健康法である生薬療法や「禅」の哲学、「座禅」を通して、健やかな「心身」を保つことは健康を維持するための重要な要素である、という考えに基づき、シ
ーズナルジャーニーをはじめ、さまざまなトリートメントをご用意しております。
アマン・スパ東京のトリートメントメニューを一部ご紹介します。
・60分のウェルネスコンサルテーション(別途追加料金にて)
・ インボディ測定
・ 60分のプライベートレッスン(アマン・ピラティス、ヨガ、キックボクシングなどから一つ選択)
・90分のスパトリートメント
・ スチームサウナ、温浴施設、プール、フィットネス施設のご利用
・イタリアンレストラン「アルヴァ」 シェフズカウンターでのヘルシーなランチ
70,000円
東洋医学・陰陽五行の考えに基づき、全身にあるツボを刺激することで、筋緊張の緩和、自律神経の調整、ホルモンバランス、血流、リンパ循環の改善などを行います。
60分:26,000円 90分:36,000円
日本産のクスノキの粉と粘土でつくられた心地よいボディスクラブと、 クロモジのエッセンシャルオイルと日本産のお米のオイルを使ったトリートメント。
深いゼーションと心身のバランスを取り戻します。
150分:56,000円
お身体の状況やお悩みに合わせ、セラピストの豊富な知識や、ディープティッシュ、スウェディッシュ、スポーツマッサージなどのさまざまなテクニックを用いて行われる、アロマセラピーをベースとしたフルボディオイルマッサージトリートメント。
60分:26,000円 90分:36,000円 120分:46,000円
春夏秋冬、四季折々の要素を取り入れた、季節ごとに心身が必要とする和漢植物を使用するトリートメント。季節の漢方ハーブとミネラルを含んだソルトを使った足浴、クスノキのオイルの香りでの深呼吸。季節ごとのボディスクラブもしくはボディラップの後に、全身マッサージを行います。
120分:46,000円
*上記金額はすべて平日料金、土日祝はプラス2000円。別途8 %の消費税と10%のサービス料をいただきます。
アマン・スパ東京のトリーメントルームは、全7室のシングルルーム(47平米)とペアルーム(75平米)があります。すべての部屋にシャワールームとパウダーエリアが完備されています。
落ち着いた、和の空間のトリートメントルーム。
今回私が受けたのが、90分のカスタイムズボディーマッサージをチョイス。ディープティッシュ、スウェディッシュ、スポーツマッサージなどのさまざまな手技と取り入れたオーダーメイドのアロマオイルマッサージです。
まずは、塩で足を軽くスクラブ後、足浴を行います。
足浴をしながら4種類のオイルから好きな香りをチョイスします。
私は、気分を落ち着かせリラックス作用のあるサンダルウッドとジャスミンのブレンドオイルをチョイスしました。
普段あまり選ばない、少し濃厚な香りです。
トリートメントに入る前に、身体の状態や凝りが気になる箇所、力加減などを確認します。
トリートメントは、うつ伏せで香りで呼吸を整えながら、タオルの上から全体を軽擦&ストレッチを行い、身体の全体の筋肉を解していきます。
その後、脚から背中、肩周りをマッサージしていきます。
ディープティッシュ、スウェディッシュ、スポーツマッサージの融合だけあって、色々な手技を使って全体を流していきます。
筋肉の位置をしっかり捉えて、ゆっくり圧を加えてながら流していき足元から血流が良くなっていくのがわかりました。
凝りのある肩甲骨周りは、念入りに解して下さり、すごく身体が楽になりました。
普段、あまり寝てしまう事がないのですが、、仰向けの状態からは、所々あまり記憶がなく。
最後のヘッドマッサージも、額からしっかり流して下さりすごく上手で気持ち良かったです。
途中途中で、部屋の温度や力加減を聞いてくださり、手のタッチの仕方やタオルの巻き方や使い方、一つ一つの仕草が美しく丁寧で、
さすが一流のアマンスパだと思いました。
担当のセラピストの方の身だしなみもキチンとしていて、言葉もキレイで安心感があり、とても好感が持てました。
施術後は、お部屋の通路前にあるリラクゼーションスエリアで、少しリラックス。
緑茶と金平糖をいただきました。
私は、普段あまりあまり甘い物を口にしないので、金平糖は一粒だけいただきました。
ここからの眺めも最高ですね!
その後、温浴施設に戻り、軽く入浴して後にしました。
素晴らしい眺望と、日本式の温浴施設、落ち着いた和の空間で、素晴らしい技術とおもてなしに
心身共に浄化されリフレッシュされました。
アマンスパのコンセプトである、「心身と精神を健全にし、ライフスタイルをより良い方向へ改善し発展していくこと」
まさにこのコンセプト通りのスパだと思いました。