ヘッドマッサージ・ヘッドスパのイメージ
Photo: QUENTIN Mahe / Unsplash
発祥
インドの家庭の習慣などとされ諸説ある
主な手技
頭皮をつかむ・押す・動かす
圧の強さ
やさしめ〜中程度
使うもの
オイル・クリーム・シャンプーなど
服装
着衣のまま、またはガウン
時間の目安
30〜60分

日本でヘッドマッサージ・ヘッドスパを受けるなら

スパトリ掲載の国内スパでは170施設のメニューにあります(多いのは沖縄県15・静岡県14・神奈川県13)。時間は30分のメニューがいちばん多く、60分の料金は中央値で13,500円です。

国内で受けられるスパを見る

ヘッドマッサージ・ヘッドスパとは

ヘッドマッサージ(Head Massage)は、頭皮や首、肩まわりを指でほぐしていくトリートメントの総称です。スパでは、座ったまま受けるインド式の「インディアンヘッドマッサージ」、シャンプー台で頭皮を洗いながらほぐす日本の「ヘッドスパ」、クリームを使うインドネシアの「クリームバス」など、地域によってさまざまなスタイルがあります。

共通するのは、指の腹で頭皮をつかむように動かしたり、ゆっくり押したりする心地よさ。頭がふわっと軽くなるように感じる人も多く、短い時間でも満足感を得やすいメニューです。

発祥と歴史

インドでは、家庭で家族どうしがオイルを使って頭をマッサージする「チャンピ」と呼ばれる習慣が受け継がれてきたとされます。英語の「シャンプー(shampoo)」は、ヒンディー語で「押す・揉む」を意味する言葉に由来し、18世紀の英語では体をマッサージする意味で使われていました。

スパで知られるインディアンヘッドマッサージは、1970年代にイギリスへ渡ったインド出身の施術者ナレンドラ・メータが、頭だけでなく首や肩、顔までを含む形に整え、1980年代初めに紹介したとされます。インドネシアのクリームバスや日本のヘッドスパは、それぞれの国の美容室やサロンで親しまれてきたメニューですが、成り立ちには諸説あります。

施術の流れと受け心地

スタイルによって受ける姿勢や使うものが異なります。

  • インディアンヘッドマッサージ:服を着たまま椅子に座って受けるのが基本。肩や首、腕、頭皮、顔をリズミカルにほぐします。オイルを使うかどうかは選べることが多いです。
  • ヘッドスパ(日本式):シャンプー台や専用のベッドに仰向けになり、頭皮を洗いながら、または専用のローションを使ってじっくり指圧していきます。
  • クリームバス(インドネシア):植物などを使ったクリームを髪と頭皮になじませ、頭皮や首、肩をマッサージしたあと、スチームや蒸しタオルで温めます。

いずれも、指の腹で頭皮を動かすような手技が中心。オイルやクリームを使った場合は、最後にシャンプーで洗い流します。

頭皮は自分ではほぐしにくく、ふだん意識しない部分だけに、指で動かされると思った以上に張っていたことに気づく人もいます。圧の強さは好みで調整してもらえるので、しっかりめが好きか、やさしめがよいかを最初に伝えておきましょう。

こんな人・こんな旅に

  • パソコンやスマートフォンを長時間使い、頭や首まわりが重く感じる人
  • 服を脱がずに、気軽にスパを体験してみたい人
  • 日差しや潮風、乾燥で髪や頭皮のコンディションが気になる旅の途中
  • ボディトリートメントに追加して、全身をひととおり整えたい人

ほかの施術との違い

ヘッドマッサージ・ヘッドスパとほかの施術の比較
施術圧の強さ使うもの服装時間の目安
ヘッドマッサージ・ヘッドスパやさしめ〜中程度オイル・クリーム・シャンプーなど着衣のまま、またはガウン30〜60分
シロダーラ圧はほぼなし(前後のマッサージは調整可)温めたハーブオイル、穴のあいた器紙ショーツなど。仰向けでタオルをかける60〜90分(マッサージ込み)
アーユルヴェーダやさしめ(調整可)ハーブオイル、薬草の包み紙ショーツなど。施術部位以外はタオルで覆う60〜90分(コースは2時間前後)
スウェディッシュマッサージ軽め〜中程度(調整可)マッサージオイル紙ショーツなど。施術部位以外はタオルで覆う60〜90分

頭にオイルを使う施術として、額にオイルを細く垂らし続けるシロダーラがありますが、こちらは手で揉みほぐすのではなく、オイルの流れそのものを感じる施術です。インド伝統医学全体についてはアーユルヴェーダのページで紹介しています。

体までしっかりほぐしたいなら、首や肩まわりも含めて全身を施術するスウェディッシュマッサージやアロマテラピーと組み合わせるのもおすすめです。

受ける前に知っておきたいこと

  • オイルやクリームを使うメニューでは、施術後に髪を洗い流します。その日の髪型やスタイリングの予定を考えて予約するとよいでしょう。
  • ヘアカラーやパーマの直後は、頭皮が敏感になっていることがあります。気になる場合はカウンセリングで伝えてください。
  • 妊娠中の方、持病のある方、首や頭のけが、頭皮のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談してください。
  • オイルやクリームの成分にアレルギーがある方は、事前に確認してもらいましょう。

よくある質問

ヘッドスパのあと、髪はどうなりますか?
オイルやクリームを使う場合は、最後にシャンプーで洗い流し、乾かしてもらえることが多いです。ドライヤーやスタイリングの有無はスパによって異なるので、予約時に確認すると安心です。
服を着たまま受けられますか?
インディアンヘッドマッサージは、服を着たまま椅子に座って受けるのが基本です。ヘッドスパやクリームバスも、ガウンに着替える程度で受けられることがほとんどです。
何分のメニューを選べばいいですか?
頭と首・肩だけなら30〜60分が目安です。ボディトリートメントの最後に組み込まれていることも多いので、全身を受ける予定ならセットのメニューを探してみましょう。

ヘッドマッサージ・ヘッドスパが受けられるスパ

スパトリ掲載施設のうち、メニューにヘッドマッサージ・ヘッドスパがある332施設を、地域別に紹介します。国内は170施設、海外は162施設です。

国内スパの60分メニュー6,000円〜48,300円中央値 13,500円・49メニュー

日本170施設

アジア47施設

ヨーロッパ47施設

中東・アフリカ37施設

アメリカ・カナダ・ハワイ10施設

中南米・カリブ11施設

オセアニア10施設

各施設ページで確認したメニュー名から自動で集計しています(2026-09-23時点)。料金は施設の表記どおりで、税・サービス料の扱いは施設ごとに異なります。最新の内容は予約前に公式情報でご確認ください。

出典・確認日2件

参考にした資料

公開日: 内容確認日:

本ページは施術の一般的な特徴を紹介するもので、医療上の効果を示すものではありません。体調に不安がある方は、予約前にスパや医師にご相談ください。