ディープティシューマッサージのイメージ
Photo: Bas Peperzak / Unsplash
発祥
特定の創始者はおらず諸説ある(欧米)
主な手技
筋肉に沿った長い圧・線維を横切る圧
圧の強さ
強め(調整可)
使うもの
マッサージオイル
服装
紙ショーツなど。施術部位以外はタオルで覆う
時間の目安
60〜90分

日本でディープティシューマッサージを受けるなら

スパトリ掲載の国内スパでは28施設のメニューにあります(多いのは京都府6・東京都4・大阪府3)。時間は90分のメニューがいちばん多く、60分の料金は中央値で24,500円です。

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ディープティシューマッサージとは

ディープティシューマッサージ(Deep Tissue Massage)は、ゆっくりとした強めの圧で、筋肉の表面だけでなく深い層までほぐしていくボディマッサージです。肩や背中、腰など、こわばりを感じやすい部位を重点的に施術するメニューとして、世界のホテルスパで広く取り入れられています。

手のひらでなでるだけでなく、親指や指の関節、前腕、肘などを使い、筋肉の流れに沿って圧をじっくりかけていくのが特徴です。一定の圧が長くかかるため、「効いている」と感じやすい一方、部位によっては心地よい痛みを伴うこともあります。

発祥と歴史

ディープティシューマッサージには、特定の創始者や発祥の年代がはっきりと定まっておらず、成り立ちには諸説あります。筋肉の深い部分をねらう手技そのものは、西洋のマッサージや運動療法の流れのなかで少しずつ形づくられてきたと考えられています。

研究の世界でも共通の定義はないとされ、イスラエルのベン=グリオン大学の研究者による2018年の文献レビューでは、「深い組織を施術しようとする施術者の意図」によって定義されることが多いと指摘されています。スパのメニュー名としても、「強めのオイルマッサージ」全般を指す場合から、独自の手技体系を持つ場合まで幅があります。

施術の流れと受け心地

カウンセリングで特に気になる部位と圧の好みを伝え、紙ショーツなどに着替えてうつ伏せから始めるのが一般的です。最初はオイルで全体を軽く温めるようにほぐし、筋肉がゆるんできたところで少しずつ圧を深めていきます。

  • ストリッピング:親指や前腕を使い、筋肉の線維に沿ってゆっくり長く圧をかける手技。
  • フリクション:指先で筋肉の線維を横切るように、狭い範囲をじっくりほぐす手技。
  • 持続圧:こわばった一点に、しばらく圧をかけ続ける手技。

スウェディッシュに比べると動きはゆっくりで、一か所にかける時間が長めです。施術中は深い呼吸を意識すると、力が抜けて圧を受け入れやすくなります。

全身を均等に施術するより、背中や肩など気になる部位に時間を多く割くことが多いので、カウンセリングで「どこを重点的にしてほしいか」を具体的に伝えておくと満足度が上がります。

こんな人・こんな旅に

  • 軽いマッサージでは物足りず、しっかりした圧が好きな人
  • デスクワークやスマートフォンで、肩・首・背中のこわばりを感じやすい人
  • ゴルフやハイキング、街歩きなど、体を動かす旅の合間にメンテナンスしたい人
  • 長時間フライトで同じ姿勢が続いたあと、背中や腰を重点的にほぐしたい人

ほかの施術との違い

ディープティシューマッサージとほかの施術の比較
施術圧の強さ使うもの服装時間の目安
ディープティシューマッサージ強め(調整可)マッサージオイル紙ショーツなど。施術部位以外はタオルで覆う60〜90分
スウェディッシュマッサージ軽め〜中程度(調整可)マッサージオイル紙ショーツなど。施術部位以外はタオルで覆う60〜90分
ホットストーンマッサージ中程度(温かさでほぐす)温めた玄武岩の石・マッサージオイル紙ショーツなど。施術部位以外はタオルで覆う75〜90分
タイ古式マッサージ中程度〜しっかりめ(調整可)マット・ベッド(オイルなし)スパが用意するゆったりしたウェア60〜90分

同じオイルを使うスウェディッシュマッサージは、なでるストロークが中心で圧は軽めから中程度。ディープティシューはそれより動きが遅く、深い層まで圧をかけていきます。温めた石で筋肉をゆるめながらほぐすホットストーンマッサージは、強めの圧が欲しいけれど痛いのは苦手という人の選択肢になります。

オイルを使わず、服を着たまま圧をかける施術としては、ストレッチを組み合わせるタイ古式マッサージや、指で押していく指圧があります。

受ける前に知っておきたいこと

  • 「強いほどよい」わけではありません。痛みで体に力が入るときは、我慢せずに圧を弱めてもらいましょう。
  • 施術の翌日に、運動のあとのような筋肉のだるさを感じることがあります。
  • 妊娠中の方、持病のある方、血液をさらさらにする薬を飲んでいる方、けがや手術のあとの方は、予約時にスパへ相談してください。
  • オイルのアレルギーや肌の敏感さが気になる場合は、カウンセリングで伝えておくと安心です。
  • 施術後は水分をとり、激しい運動や飲酒は控えてゆっくり過ごすのがおすすめです。

よくある質問

ディープティシューマッサージは痛いですか?
強めの圧をゆっくりかけるため、こわばった部分では「痛気持ちいい」と感じることがあります。ただし、強い痛みを我慢する施術ではありません。途中でも圧は調整してもらえます。
何分のメニューを選べばいいですか?
全身なら60分が基本ですが、一か所にじっくり時間をかける施術なので、全身をしっかり受けたい場合は90分を選ぶと余裕があります。背中や肩だけに絞ったメニューもあります。
スウェディッシュとどちらを選べばいいですか?
ゆったりリラックスしたいならスウェディッシュ、肩や背中のこわばりをしっかりほぐしたいならディープティシューがおすすめです。迷ったら、スウェディッシュで「強め」を希望する方法もあります。
マッサージが初めてでも、いきなりディープティシューを受けて大丈夫ですか?
受けることはできますが、強めの圧に慣れていない場合は、最初の数分で「このくらいの強さで」と伝えて調整してもらうのがおすすめです。不安なときは、スウェディッシュで圧を強めにしてもらう方法から試すのもひとつです。
予約のときや当日に伝えておくことはありますか?
重点的にほぐしてほしい部位(肩・背中・腰など)と、圧の好み、けがや持病、飲んでいる薬があればあわせて伝えます。施術は紙ショーツなどに着替えて受けるので、服装は脱ぎ着しやすいもので構いません。

ディープティシューマッサージが受けられるスパ

スパトリ掲載施設のうち、メニューにディープティシューマッサージがある375施設を、地域別に紹介します。国内は28施設、海外は347施設です。

国内スパの60分メニュー13,500円〜34,000円中央値 24,500円・19メニュー

日本28施設

アジア71施設

ヨーロッパ108施設

中東・アフリカ58施設

アメリカ・カナダ・ハワイ50施設

中南米・カリブ38施設

オセアニア22施設

各施設ページで確認したメニュー名から自動で集計しています(2026-09-23時点)。料金は施設の表記どおりで、税・サービス料の扱いは施設ごとに異なります。最新の内容は予約前に公式情報でご確認ください。

出典・確認日1件

本ページは施術の一般的な特徴を紹介するもので、医療上の効果を示すものではありません。体調に不安がある方は、予約前にスパや医師にご相談ください。