創業
2006年(1軒目はクールシュヴェル)
本拠地
フランス(LVMHグループ)
スパの名称
シュヴァル・ブラン スパ
スパの傾向
ゲラン・ディオールによる美容寄りの施術
こんな旅に
少人数で静かに過ごす特別な滞在
運営グループ
LVMH系
関係
LVMHが2006年から直接展開するホテルブランド
同じグループの主なブランド
ベルモンド、ブルガリ ホテルズ&リゾーツ
ブランドの本拠地
フランス

出典:LVMH 公式メゾン紹介「Cheval Blanc」(2006年以降に展開、LVMHの「その他の活動」部門)LVMH プレスリリース「LVMH completes the agreement with Belmond」(2019年4月17日完了)

シュヴァル・ブランのスパとは

シュヴァル・ブランは、LVMHグループが2006年から育ててきたフランス発のホテルブランドです。グループのメゾンのひとつとして位置づけられ、客室数を意図的に絞ることで生まれる静けさと、フランスの職人仕事を見せる設えを軸にしています。数えるほどの施設しかなく、それぞれが「メゾン」と呼ばれます。

スパの多くは「シュヴァル・ブラン スパ」と名づけられ、同じLVMHグループのゲランが施術と製品を担っています。パリでは「ディオール スパ シュヴァル・ブラン」として、ディオールと組んだかたちで運営されています。ホテルのスパでありながら、化粧品のメゾンの知見をそのまま持ち込んでいる点が、このブランドのいちばんの特徴です。

ブランドの成り立ち

始まりは2006年、フランス・アルプスのクールシュヴェルに開いた1軒目です。36室ほどの小さな規模で、スキー場に直結した造り。その後、カリブ海のサン・バルテルミー島、モルディブのランデリ、南仏サントロペ、そして2021年にはパリのサマリテーヌ内へと広がりました。近年はセーシェルにも開いています。

LVMHの資料では、シュヴァル・ブランの価値として、細部まで追い込む職人仕事、客室数を絞ることで守るプライバシー、伝統を大胆に読み替える創造性、そして「アール・ド・ルセヴォワール(もてなしの作法)」の4つが挙げられています。グループ各社の技術を見せる場、という性格をはっきり持ったブランドです。

スパの特徴

他のホテルブランドとの違いは、施術の中身をゲランやディオールが受け持っていることです。セラピストは「ビューティー・エキスパート」と呼ばれ、フェイシャルとボディの両方を担当します。トリートメントはその土地とメゾンの両方に合わせて設計され、ほかでは受けられない内容になっています。

  • 施術室は5室前後と少なめで、ふたりで入れる専用の部屋を備える施設が多く見られます。
  • サウナ、ハマム、ジャグジー、プールに加え、雪のシャワーやロシア式のバーニャ、氷のファウンテンなど、温冷を行き来する設備がそろいます。
  • ゲランやディオールのブティックを併設し、施術で使った製品をそのまま持ち帰れる施設もあります。
  • 香りをつくるアトリエやメイクのレッスンなど、美容まわりの催しを季節ごとに開く施設もあります。

代表的なスパ体験

ブランドに共通するのは、フェイシャルを主役に据えられることです。ホテルのスパというとボディのマッサージが中心になりがちですが、シュヴァル・ブラン スパでは顔の施術に時間をかけるコースが並び、メゾンの製品と手技を合わせて進めます。ボディと組み合わせて数時間のコースにもできます。

もうひとつは、その土地の過ごし方に合わせた組み立てです。クールシュヴェルでは、滑る前と滑ったあとで内容を分けたプログラムが用意され、雪山で乾いた肌や疲れた脚に向けたメニューが並びます。海のメゾンでは日差しのあとの肌をいたわる内容、というように、季節と場所で中身が変わります。

どの施設を選ぶ?

山、海、都市の3つで性格が分かれます。クールシュヴェルは冬の山でのスキー滞在が前提で、温冷の設備が充実しているのが魅力。パリはディオールと組んだスパとプール、ハマム、サウナがそろい、街の中心にいながらこもれる場所になっています。

サン・バルテルミー、ランデリ、サントロペ、セーシェルといった海のメゾンは、屋外の気配と日差しを前提にした過ごし方です。どこも施設数が少なく客室も絞られているため、希望の時期に泊まれるかどうかが選択を左右します。スパだけを目的にするより、滞在の場所を決めてからスパを組み立てるほうが現実的でしょう。

利用するときに知っておきたいこと

  • 施術室の数が少ないため、希望の時間は早く埋まります。宿泊が決まった時点で申し込んでおくのが安心です。
  • プールやサウナ、ハマムは宿泊者に限られる施設があります。利用範囲は予約時に確認してください。
  • 都市の施設では会員制の仕組みを設けていることがあり、外来の利用条件が限られる場合があります。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談を。受けられるメニューが限られることがあります。
  • 料金はメニューと施設によって幅があります。サービス料が別に加わることもあります。

よくある質問

シュヴァル・ブランはどの会社のブランドですか?
LVMHグループのメゾンのひとつで、2006年から展開されています。同じグループのゲランやディオールがスパの施術を担っている点も、この関係から来ています。
ゲランのスパとディオールのスパは何が違いますか?
担当するメゾンが違うため、使う製品と施術の組み立てが変わります。パリはディオール、クールシュヴェルなど他のメゾンはゲランが受け持っています。
フェイシャルとボディ、どちらを選ぶべきですか?
このブランドはフェイシャルに力を入れているため、初めてならフェイシャルを試す価値があります。移動や運動のあとで体をほぐしたい日は、ボディと組み合わせるとよいでしょう。

シュヴァル・ブランのスパがある施設

スパトリが掲載しているシュヴァル・ブランのスパ4施設を地域別に紹介します。国内は0施設、海外は4施設です。

アジア1施設

  • シュヴァル・ブラン ランデリ|スパモルディブ共和国

    シュヴァル・ブラン ランデリのスパは、モルディブ・ヌーヌ環礁のリゾートにあるウェルネス専用の島で、ゲランの施術を受けられるスパ。ドーニで島へ渡り、ハマムやヨガ、ヘアスパも利用できま

ヨーロッパ2施設

中東・アフリカ1施設

  • シュヴァル・ブラン スパ|セイシェルセーシェル

    シュヴァル・ブラン スパは、セイシェル・マヘ島南部アンス・インテンダンスのリゾート、シュヴァル・ブラン・セイシェルのスパ。ゲランが手がけるフェイシャルやボディの施術を、ジャングルに

このブランドのスパに多い施術

掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。

参考にした資料

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