- 創業
- 2001年/インドネシア発
- 本拠地
- シンガポール。ハイアット傘下
- スパの名称
- 統一名称はなく施設ごとに異なる
- スパの傾向
- 風景を望むパビリオンでの施術
- こんな旅に
- 自然の中にこもるリゾート滞在
- 運営グループ
- ハイアット系
- 関係
- 2018年のTwo Roads買収でハイアット傘下に
- 同じグループの主なブランド
- パーク ハイアット、アンダーズ、ミラバル
- ブランドの本拠地
- インドネシア発。現在はハイアットのラグジュアリー区分
アリラのスパとは
アリラ(Alila)は、2001年にインドネシアで生まれたホテルブランドです。ブランド名はサンスクリット語に由来し、公式には「驚き(Surprise)」を意味する言葉だと説明されています。現在はハイアット(Hyatt)傘下のラグジュアリー/ライフスタイルブランドのひとつで、バリをはじめとするインドネシアを中心に、インド、オマーン、マレーシア、中国、モルディブ、アメリカなどに施設があります。
アリラらしさがもっとも出るのは、土地の地形と素材を生かした建築です。棚田の斜面、渓谷の縁、海を望む崖の上といった場所に、まわりの風景をさえぎらないように建物が置かれます。スパもその延長線上にあり、独立したパビリオンや水辺に面した施術室など、どこで受けるかまで含めて設計されているのが特徴です。眺めや風の通り方そのものが、体験の一部になります。
ブランドの成り立ち
創業は2001年、インドネシアでのことです。マーク・エドルソンらによって立ち上げられ、2004年には拠点をバリからシンガポールへ移しました。当初からアジアのリゾートを中心に、少数の客室と土地に根ざした建築を組み合わせる方向で施設を増やしています。
2014年にコミューン・ホテルズが株式の過半を取得し、2016年のデスティネーション・ホテルズとの統合を経て、ブランドはトゥー・ロード・ホスピタリティの傘下に入りました。そして2018年11月、ハイアットがトゥー・ロード・ホスピタリティを買収したことにともない、アリラはハイアットのブランドのひとつとなります。以後はワールド オブ ハイアットの対象ブランドとして、アジアを中心に展開が続いています。
スパの特徴
施設ごとに建築も立地も違うため、スパの姿はひとつではありません。ただ、通底する考え方はいくつかあります。
- 建築と風景を施術の一部として扱う:渓谷、棚田、海といった景色に向けてトリートメントルームやパビリオンが配置され、施術中に聞こえる音や吹き抜ける風まで含めて体験が組み立てられています。
- 地域の素材と伝統的な手技を取り入れる:インドネシアの施設ではバリの美容儀礼を下敷きにしたメニューが、インドやオマーンの施設では土地に伝わる考え方を生かしたメニューが用意されています。
- ウェルネスを滞在全体で考える:トリートメントだけで完結させず、ヨガやメディテーション、食事、屋外でのアクティビティと合わせて一日を組む発想が強いブランドです。
- 少数の客室に見合った静けさ:大規模なリゾートに比べて客室数が抑えられている施設が多く、スパも混み合いにくい設計になっています。
代表的なスパ体験
ブランドを通じた定番として挙げられるのが、バリの美容儀礼をもとにしたトリートメントです。ハーブや花、スクラブを使う一連の流れを、その土地の作法に沿って受けられるもので、インドネシアの施設を中心に用意されています。アリラ ウブドのように渓谷と棚田に囲まれた立地では、施術の前後に外の景色を眺めて過ごす時間そのものがメニューの一部になります。
もうひとつの柱が、数日にわたるウェルネスの過ごし方です。朝のヨガ、日中のトレッキングやサイクリング、夕方のトリートメントといった具合に、体を動かす時間と休める時間を組み合わせて滞在を設計できます。旅程が短い場合でも単発のトリートメントは受けられるので、到着日の午後に1本入れておくと、時差や移動の疲れをいったん整理しやすくなります。
どの施設を選ぶ?
アリラは、リゾート型の施設が中心です。同じバリでも、渓谷や棚田に囲まれた内陸の施設と、海を望む崖の上に建つ施設とでは、過ごし方がまったく違います。緑の中で静かに過ごしたいなら内陸、海と空の広がりを味わいたいなら海沿い、という選び方が分かりやすいでしょう。
インドネシア以外では、インド、オマーン、マレーシア、中国、モルディブ、アメリカなどに施設があります。砂漠や山岳など、リゾートとしては珍しい立地に建つものもあり、その土地ならではの素材や作法がスパのメニューに反映されます。初めてなら、まずは施設数の多いインドネシアで建築とスパの考え方を体験し、次の旅でほかの地域を選ぶ、という順番も無理がありません。滞在日数が取れるほど、このブランドの良さが出やすいタイプです。
利用するときに知っておきたいこと
- スパは予約制が基本です。客室数が少ない施設ではトリートメントの枠も限られるため、宿泊が決まった時点で申し込んでおくと希望の時間を取りやすくなります。
- 宿泊者以外が利用できるかどうかは施設によって異なります。リゾートでは宿泊者に限られることが多いので、外来で訪ねたい場合は事前に確認してください。
- 屋外や半屋外のパビリオンで施術を行う施設があります。雨季や気温の高い時間帯は体感が変わるため、気になる場合は室内の施術室が選べるかを尋ねておくと安心です。
- ヨガやトレッキングなどのプログラムは開催日や定員が決まっていることがあります。参加したい場合は到着後すぐに確認しておきましょう。
- 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方、アレルギーのある方は、予約時にスパへ相談してください。使用するオイルや素材について案内を受けられます。
よくある質問
- アリラはどこのブランドですか?
- 2001年にインドネシアで生まれ、2004年に拠点をシンガポールへ移したブランドです。2018年11月にハイアットがトゥー・ロード・ホスピタリティを買収したことで、現在はハイアット傘下のブランドのひとつになっています。ワールド オブ ハイアットの対象施設として予約できる点も、ハイアットを使い慣れた方には利点です。
- ブランド名にはどんな意味がありますか?
- 公式の説明によると、アリラはサンスクリット語で「驚き」を意味する言葉に由来します。見慣れない土地の風景や建築に出会ってほしい、というブランドの姿勢がそのまま名前になっている形です。
- どの施設でも同じスパメニューが受けられますか?
- いいえ。建築も立地も施設ごとに違うため、メニューも変わります。インドネシアの施設ではバリの美容儀礼を下敷きにしたトリートメントが中心ですが、インドやオマーンでは土地に伝わる考え方を反映した内容になります。滞在先が決まったら、その施設のスパメニューを個別に確認してください。
アリラのスパがある施設
スパトリが掲載しているアリラのスパ3施設を地域別に紹介します。国内は0施設、海外は3施設です。
アジア2施設
アリラ ヴィラズ ウルワツ|スパ アリラインドネシア / バリ島
アリラ ヴィラズ ウルワツのスパ アリラは、バリ島ウルワツの崖の上にあるスパ。専用入口とハーブスチームシャワーを備えるスパヴィラや崖際のカバナで、バリニーズマッサージから半日・1日
アリラ上海|Spa Alila中国 / 上海
Spa Alilaは、上海・静安区のアリラ上海にある都市型スパ。施術室5室とトルコ式バスを備え、マッサージ、フェイシャル、ハーブのスクラブやボディラップを毎日11:00〜23:00
中東・アフリカ1施設
アリラ ジャバル アクダル|スパ アリラ(スパ アーバー)オマーン
アリラ ジャバル アクダルのスパ アリラは、標高約2,000mのハジャル山脈に建つリゾートのスパ。崖際の屋外カバナでの施術や、庭で育てるジュニパーやローズ、乳香を使うトリートメント
このブランドのスパに多い施術
掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。
参考にした資料
- Hyatt Newsroom: World of Hyatt Expands Its Rewarding Stay Experiences With The Introduction Of Alila Hotels And Resorts
- Wikipedia: Alila Hotels and Resorts(創業・本拠地・資本の変遷)
公開日: 内容確認日:
本ページはブランドの公開情報をもとにスパトリが独自に整理したもので、各ブランドとの提携関係はありません。最新の内容は公式情報をご確認ください。


