創業
1930年/米国シアトルで創業
本拠地
米国メリーランド州ベセスダ
スパの名称
ヘブンリースパ バイ ウェスティン
スパの傾向
静けさ重視。眠りと合わせて整える
こんな旅に
出張でも家族旅行でも
運営グループ
マリオット・インターナショナル系
関係
ウェルネスを掲げるマリオット傘下のブランド
同じグループの主なブランド
JW マリオット、ラグジュアリーコレクション、シェラトン
ブランドの本拠地
アメリカ・メリーランド州ベセスダ(マリオット本社)

出典:Marriott: ブランド一覧

ウェスティンのスパとは

ウェスティンは、マリオット・インターナショナルが展開するブランドのひとつで、ウェルネス(健やかさ)を正面から掲げている点がいちばんの特徴です。公式サイトは、心身の調子を念頭に設計されたホテルという立場をとり、旅先でも普段の習慣を保てるようにするプログラムを用意しています。ラグジュアリー部門に置かれるブランドとは性格が異なり、出張でも家族旅行でも使いやすい、日常の延長のような心地よさが持ち味です。

ウェスティンのウェルネスは、眠り(Sleep Well)、体を動かすこと(Move Well)、食事(Eat Well)、そして心身を整えること(Feel Well)という柱で整理されています。スパはこのうち Feel Well を担う存在で、スパを備える施設の多くが「ヘブンリースパ バイ ウェスティン(Heavenly Spa by Westin)」の名を用いています。寝具の「ヘブンリーベッド」と同じ系譜にある名前で、眠りとスパをひと続きのものとして考えるのがこのブランドの姿勢です。

ブランドの成り立ち

ウェスティンの始まりは1930年、米国シアトルです。セバート・W・サーストンとフランク・デュパーという2人のホテル経営者が、それぞれの宿をまとめて運営するために「ウェスタン・ホテルズ」を立ち上げたのが原型でした。のちにウェスティンと名を改めます。

所有者は時代とともに移り、1988年には日本の青木コーポレーションの傘下に入り、1990年代後半にはスターウッドのブランド群に加わります。そして2016年、マリオット・インターナショナルがスターウッドを買収したことで現在の体制になりました。本社はメリーランド州ベセスダに置かれ、2023年時点で243軒が展開されています。ウェルネス路線を決定づけたのは1999年に導入された「ヘブンリーベッド」で、寝具から旅の質を変えるという発想が、のちのスパやフィットネスの取り組みにつながっていきました。

スパの特徴

ヘブンリースパ バイ ウェスティンは、静けさと感覚に重きを置いたスパです。公式の説明では、五感に感情や心の動きを加えた「七つの感覚」に働きかける体験と位置づけられ、機器から離れて自分に向き合う時間を大切にするという考え方が示されています。

  • 入室から退出までの流れをゆっくり設計し、待合や休憩のスペースに時間を取る施設が多く見られます。
  • 眠りを大切にするブランドらしく、就寝前に受けることを想定したメニューや、静かに緩めていくマッサージが軸になります。
  • リゾートでは屋外パビリオンや温浴エリアを備え、都市型では短時間のメニューを厚くするなど、立地によって組み立てが変わります。
  • すべてのウェスティンにスパがあるわけではありません。スパのない施設でも、フィットネスやウェルネス関連のサービスは用意されています。

代表的なスパ体験

ウェスティンらしい過ごし方は、スパ単体ではなく、4つの柱を一日の中に並べることです。朝に体を動かし、日中は食事を軽めに整え、夕方にヘブンリースパで施術を受け、夜はヘブンリーベッドで眠る。旅の疲れを翌日に持ち越しにくい組み立てとして、ブランドが一貫して打ち出している流れです。

トリートメントそのものは施設ごとに組まれており、ブランド共通の決まったシグネチャーメニューがあるわけではありません。その土地の素材を使ったボディトリートメントや、長距離移動のあとを想定したメニューを用意する施設もあります。滞在先が決まったら、スパのメニューと営業時間を先に確認し、到着日か翌日の夕方あたりに枠を押さえておくと、この流れを作りやすくなります。

どの施設を選ぶ?

ウェスティンは都市型が多いブランドで、駅や空港、ビジネス街からのアクセスが良い施設が目立ちます。都市型を選ぶなら、出張や観光の合間に短いメニューを挟む使い方が現実的です。フィットネスとプールが充実している施設が多いので、スパの前後に体を動かす時間を入れると、ブランドが想定する過ごし方に近づきます。

いっぽう、名称に「Resort & Spa」が入る施設や、ビーチ・山岳のリゾートでは、スパ棟が独立して設けられていることがあります。温浴エリアや屋外のトリートメントスペースを備える施設もあり、数日かけて過ごす旅に向いています。地域差としては、アジアのリゾートで土地の手技を取り入れたメニューが充実する傾向があり、北米やヨーロッパの都市では短時間のメニューと設備の使いやすさが前に出ます。予約前に、その施設にヘブンリースパがあるかどうかを確認しておくのが確実です。

利用するときに知っておきたいこと

  • ウェスティンでもスパを持たない施設があります。ブランド名で判断せず、公式サイトにスパのページがあるかを確認しましょう。
  • 夕方から夜の枠は宿泊客で埋まりやすいため、滞在が決まった時点で予約を入れておくと安心です。
  • 宿泊していなくても利用できるスパはありますが、条件は施設ごとに異なります。訪問前にホテルへ直接確認してください。
  • プールや温浴エリア、フィットネスには年齢制限が設けられていることがあります。お子さま連れの場合は事前の確認が安心です。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談してください。受けられない場合や、別のメニューを案内される場合があります。

よくある質問

ヘブンリースパ バイ ウェスティンとは何ですか?
ウェスティンのスパの呼び名です。静けさと感覚を重んじ、五感に感情や心の動きを加えた「七つの感覚」に働きかける体験として紹介されています。ヘブンリーベッドと同じ系譜の名前で、眠りと合わせて滞在を整えるという考え方に基づいています。
ウェスティンならどこでもスパがありますか?
いいえ。スパを持たない施設もあります。スパ目当てなら、ホテル名に「Resort & Spa」が入る施設や、公式サイトにスパのページがある施設を選ぶのが確実です。
ウェルネスの4つの柱とは何ですか?
眠り(Sleep Well)、体を動かすこと(Move Well)、食事(Eat Well)、心身を整えること(Feel Well)の4つです。スパは Feel Well を担う位置づけで、フィットネスや食事と組み合わせて一日を設計することが想定されています。

ウェスティンのスパがある施設

スパトリが掲載しているウェスティンのスパ4施設を地域別に紹介します。国内は3施設、海外は1施設です。

日本3施設

  • ソティス ウェスティン都ホテル京都近畿地方 / 京都府

    ソティス ウェスティン都ホテル京都は、東館6階にあるフランスのスキンケアブランド、ソティスのサロン。5室のトリートメントルームで、フェイシャルやボディに加え、温灸・指圧・鍼を組み合

  • ウェスティンホテル東京|ル・スパ・パリジエン東京都 / 恵比寿

    ル・スパ・パリジエンは、ウェスティンホテル東京4階のヨーロピアンスタイルのホテルスパ。筋膜に着目したファーシャ ボディワークを軸に、アクアエリアと2名用スイートを備え、宿泊者以外も

  • ウェスティンホテル横浜|ヘブンリースパ・バイ・ウェスティン神奈川県 / 横浜

    ウェスティンホテル横浜のヘブンリースパ・バイ・ウェスティンは、みなとみらいにある日本初のヘブンリースパ。ホワイトティーの香りのシグネチャーやタルゴのフェイシャルなどを用意し、毎日1

ヨーロッパ1施設

  • コスタ ナヴァリノ|アナゾエ スパギリシャ

    コスタ ナヴァリノのアナゾエ スパは、ギリシャ・ペロポネソス半島にある約4,000㎡のスパ。21室の施術室とハイドロセラピープールを備え、メッシニアの素材を使うケアや理学療法士によ

このブランドのスパに多い施術

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参考にした資料

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