創業
戦後の軽井沢が起源とされる
本拠地
東京都豊島区(西武グループ)
スパの名称
統一名称はなく施設ごとに異なる
スパの傾向
天然温泉の大浴場と館内サロン
こんな旅に
温泉地やスキー場での国内旅行
運営グループ
日本のホテル・旅館グループ
関係
西武グループのホテル・レジャー事業
同じグループの主なブランド
ザ・プリンス、グランドプリンスホテル、プリンスホテル
ブランドの本拠地
日本・東京

出典:西武・プリンスホテルズワールドワイド 会社概要

プリンスホテルのスパとは

プリンスホテル(Prince Hotels)は、西武グループのホテル・レジャー事業を担う株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドが運営する、日本最大級のホテル・リゾートチェーンのひとつです。東京や大阪の都市型ホテルから、軽井沢、箱根、万座、北海道といった山や湖のリゾートまで幅広く、ザ・プリンスギャラリー、ザ・プリンス、グランドプリンスホテル、プリンスホテルというように、同じ「プリンス」でも格の異なるブランドが並んでいます。

そのため、プリンスホテルのスパはひとつの型に収まりません。温泉地に建つホテルでは天然温泉の大浴場や露天風呂が滞在の中心になり、都市型ホテルでは大浴場やサウナに加えて、エステティック・リラクゼーションサロンが館内に入っている、という具合です。日帰りでの入浴を受け付けている施設があるのも、宿泊者だけを想定した海外のラグジュアリーブランドとは違うところです。

ブランドの成り立ち

始まりは戦後の軽井沢とされます。旧宮家の別邸を買い取って宿泊施設として開いたことが「プリンス」という名の由来と説明されており、堤康次郎が率いた箱根土地(のちのコクド)を軸に、観光地での開発が進みました。1950年代には品川など都市部にもホテルが生まれ、1971年に株式会社プリンスホテルが設立されます。

その後はスキー場やゴルフ場を併設したリゾート、大型のシティホテルへと広がり、2007年にはブランドが格付けごとに整理されました。現在は2021年12月に設立された株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(本社・東京都豊島区)が運営を担い、国内のプリンス系ブランドに加えて、ザ・プリンス アカトキやパークリージスなど海外向けのブランドも束ねています。

スパの特徴

施設の立地によって、湯と施術の組み立て方が大きく変わります。おおまかには次のように整理できます。

  • 天然温泉の大浴場と露天風呂:群馬の万座、長野の軽井沢、神奈川の箱根、北海道の屈斜路や富良野など、温泉地に建つホテルでは入浴そのものが滞在の柱になります。泉質は土地ごとに異なり、体への働きを断定できるものではないので、湯の感触や景色の違いを楽しむ場所と考えるとよいでしょう。
  • 都市型ホテルの大浴場とサウナ:客室のバスルームとは別に、大浴場やサウナ、水風呂を備える施設があります。出張や観光で歩き回った日の締めくくりに使いやすい設備です。
  • 館内のエステ・リラクゼーションサロン:ボディケアやアロマトリートメント、フェイシャルなどを扱うサロンが入っている施設があります。多くは予約制で、宿泊者以外を受け入れている場合もあります。
  • プールやフィットネスとの組み合わせ:リゾートではプール、スキー、ゴルフといったアクティビティと湯あみを行き来する過ごし方ができます。

公式サイトでは温泉、露天風呂、貸切風呂、サウナといったタグで施設を絞り込めるので、設備から宿を選べます。

代表的なスパ体験

ブランド共通のシグネチャートリートメントというものはなく、体験の核になるのは各地の湯です。たとえば群馬の万座温泉は標高の高い山あいにあり、冬には雪景色を眺めながら湯に浸かれます。箱根の芦ノ湖畔や軽井沢のように、湖や高原の景色に向けて露天風呂が開かれている施設もあります。

施術を受けたい場合は、館内サロンのメニューを事前に確認しておくのが確実です。運営がホテルごとに異なることが多く、扱うメニューも営業時間も一律ではありません。入浴でいったん体をあたためてからトリートメントを受け、そのあと食事へ、という流れで一日を組み立てると、リゾート滞在らしい時間の使い方になります。

どの施設を選ぶ?

湯を目的にするなら、温泉地のリゾートホテルが第一候補です。万座や屈斜路のように温泉地そのものに建つタイプ、軽井沢や箱根のように高原・湖畔の滞在と組み合わせるタイプがあり、湯だけでなく、まわりをどう歩きたいかで絞ると選びやすくなります。冬ならスキー場に隣接した施設、夏ならプールやゴルフを備えた施設という選び方もできます。

都市型を選ぶなら、大浴場やサウナの有無、サロンが入っているかどうかを確認しておきましょう。移動の多い旅程の中日に一泊はさみ、大浴場で体をほぐしてから翌日の行程に向かう、という使い方に向いています。眺望を重視するなら高層階に大浴場やラウンジを持つ施設が候補になります。

利用するときに知っておきたいこと

  • 大浴場や温泉は、宿泊者専用の施設と、日帰り利用を受け付けている施設があります。日帰りで訪れたい場合は、対象かどうかと受付時間を事前に確認してください。
  • サロンでのトリートメントは予約制が基本です。枠が限られることが多いので、宿泊が決まった時点で申し込んでおくと希望の時間を取りやすくなります。
  • 刺青・タトゥーの扱いや、子どもの入浴時間など、入浴のルールは施設ごとに決められています。気になる場合は予約時に問い合わせておくと安心です。
  • 温泉は泉質によって肌への感じ方が変わります。効き目を期待して長湯するより、こまめに休憩と水分補給をはさむ入り方が無理のない過ごし方です。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、入浴前・予約時に施設へ相談してください。受けられないメニューを案内される場合があります。

よくある質問

プリンスホテルの温泉は、宿泊しなくても入れますか?
施設によります。公式サイトでは日帰り利用ができる施設にタグが付いており、温泉地のホテルを中心に外来の入浴を受け付けているところがあります。一方で宿泊者専用としている施設も多いので、訪問前に該当ホテルへ直接確認するのが確実です。
都市型のプリンスホテルにも大浴場はありますか?
ある施設とない施設があります。都心のホテルでも大浴場やサウナを備えるところがあり、客室のバスルームとは別に使えます。予約サイトの設備欄だけでは分かりにくいことがあるので、ホテルの公式ページで確認してください。
トリートメントはどこも同じメニューですか?
いいえ。館内サロンの運営はホテルごとに異なり、ボディケア中心のところ、アロマトリートメントやフェイシャルを扱うところなど内容に幅があります。営業日や最終受付の時間も違うため、到着日の夜に受けたい場合はとくに早めの確認をおすすめします。

プリンスホテルのスパがある施設

スパトリが掲載しているプリンスホテルのスパ8施設を地域別に紹介します。国内は8施設、海外は0施設です。

日本8施設

このブランドのスパに多い施術

掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。

参考にした資料

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