創業
1971年(シンガポールが1号店)
本拠地
香港
スパの名称
CHI, The Spa(チー・ザ・スパ)
スパの傾向
五行と陰陽の考え方。広いスパスイート
こんな旅に
アジアの都市滞在やビーチリゾート
運営グループ
独立系・ホテル会社直営
関係
香港上場シャングリ・ラ・アジアが運営。クオック家系
同じグループの主なブランド
ケリー ホテルズ、JEN バイ シャングリ・ラ、トレーダース
ブランドの本拠地
香港

出典:Shangri-La Asia Limited 2024年アニュアルレポート(HKEXnews)。本社・主要営業拠点は香港、HKSE 00069上場、Kerry Group Limitedが主要株主Kuok Group 公式サイト「Shangri-La Group」(1971年シンガポールで開業、Shangri-La/Kerry/JEN/Tradersを展開)

シャングリ・ラのスパとは

シャングリ・ラは、香港に本拠を置くアジア発のホテルグループです。ブランド名は、ジェームズ・ヒルトンの小説『失われた地平線』に描かれた理想郷に由来します。アジア太平洋を中心に、中東、ヨーロッパ、北米、オセアニアへと展開し、同じグループのなかにケリー、JEN、トレーダースといったブランドも抱えています。

スパの呼び名は「CHI, The Spa(チー・ザ・スパ)」。多くのシャングリ・ラに置かれ、ブランド名の由来である理想郷のイメージを空間に落とし込んでいます。中国やヒマラヤに伝わる手当ての考え方を下敷きにしたメニューが特徴で、都市のホテルでも、リゾートでも、同じ名前のスパに出会えるのがこのブランドのわかりやすいところです。

ブランドの成り立ち

シャングリ・ラの第1号は、1971年4月にシンガポールで開業したシャングリ・ラ ホテルでした。創業者は、マレーシア出身の実業家ロバート・クオック。当初は外部のホテル会社に運営を委ねていましたが、1980年代に自社で運営を担うようになり、そこからアジア各地へ広がっていきます。

本拠地は香港。アジアで育ったラグジュアリーホテルグループのひとつとして、中華圏や東南アジアに厚い展開を持ちながら、パリやロンドン、中東、オセアニアにも進出しています。日本にも都市型のホテルがあり、掲載施設にも含まれます。

スパの特徴

CHI, The Spaが掲げるのは、身体と心のバランスを「気(チー)」というひとつのエネルギーの流れからとらえる考え方です。施術の組み立てにも、この東洋的な視点が反映されています。

  • 中国に伝わる五行(木・火・土・金・水)と陰陽の考え方を土台に、メニューが構成されています。
  • ヒマラヤ地方の素材や手法を取り入れたトリートメントが用意されることがあります。
  • 広いスパスイートやヴィラを設けるのがブランドの方針で、シャワーや浴槽を備えた個室で、続けて複数の施術を受けられる構成が多く見られます。
  • リゾートでは、敷地内に独立したスパの棟や区画を置き、水を使う設備とあわせて配する例があります。
  • 都市型のホテルでは、プールやフィットネスと同じフロアにまとめられ、滞在中に立ち寄りやすい配置になっています。

代表的なスパ体験

CHI, The Spaは2000年代半ば、バンコクのシャングリ・ラで始まりました。立ち上げのときから、陰陽と五行のバランスという考え方と、中国・ヒマラヤの伝統に着想を得た施術、そして広い個室という3つを柱にしてきたブランドです。代表的なメニューとしては、温めた石を使うヒマラヤン ヒーリング ストーン マッサージや、ヒマラヤの穀物粉にちなんだボディラブなどが知られます。

もうひとつの特徴は、カップルや友人同士で同じ部屋に入れる「スパスイート」の使い方です。施術の前後に個室のバスや休憩スペースで過ごせるため、2〜3時間をまとめて確保する滞在プランと相性がよく、記念日の旅に選ばれることもあります。メニュー名や内容は施設によって入れ替わるため、予約時に最新の構成を確認しておくと安心です。

どの施設を選ぶ?

都市型のシャングリ・ラは、空港や中心部からのアクセスがよく、到着日や出発前にも組み込みやすいのが利点です。ビジネスの旅でも、夜の時間帯に60分ほどのメニューを入れる使い方ができます。スパスイートを備えている施設なら、短い滞在でもまとまった時間を確保できます。

東南アジアや南アジアのリゾートでは、敷地が広く、屋外の設備や水を使ったエリアを持つ施設があります。数日滞在して、マッサージとボディトリートメントを日替わりで受けるような過ごし方に向いています。同じCHI, The Spaでも、内装に使われる素材やローカルのメニューは土地ごとに違うため、行き先の文化ごと味わいたい人にはリゾート型が向いています。

利用するときに知っておきたいこと

  • スパスイートは数が限られ、早い時間帯から埋まることがあります。日程が決まったら早めに予約しておくと選びやすくなります。
  • 宿泊者以外の利用を受け付けている施設もありますが、条件は施設ごとに異なります。訪問前にホテルへ直接確認してください。
  • 温浴設備やプールの利用が施術に含まれるか、別料金かは施設によって違います。予約時に範囲を確かめておきましょう。
  • 年齢制限を設けている施設があります。お子さま連れの場合は、利用できるメニューや時間帯を事前に確認してください。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談してください。受けられない場合や、別のメニューを案内されることがあります。

よくある質問

CHI, The Spaはどのシャングリ・ラにもありますか?
多くのシャングリ・ラに置かれていますが、すべての施設にあるわけではありません。また、同じグループのケリーやJENなど別ブランドのホテルでは、スパの名称や構成が異なります。宿泊先のスパページで確認するのが確実です。
「CHI」とはどういう意味ですか?
東洋の考え方でいう「気」を指す言葉です。体と心のバランスを同じエネルギーの流れからとらえるという発想が、スパの名前とメニューの組み立ての土台になっています。
スパスイートはひとりでも使えますか?
施設によって扱いが異なり、ひとり利用を受け付けるところも、2名からとするところもあります。料金の考え方も変わるため、予約時に条件を確認してください。

シャングリ・ラのスパがある施設

スパトリが掲載しているシャングリ・ラのスパ4施設を地域別に紹介します。国内は1施設、海外は3施設です。

日本1施設

  • CHIスパ東京都 / 丸の内

    CHIスパは、シャングリ・ラ 東京の29階にある5室のプライベートスパスイートを備えたスパ。テイラーメイド マッサージは60分30,000円(税込・サービス料15%別)からで、16

アジア2施設

  • シャングリ・ラ ボラカイ|CHI ザ・スパフィリピン

    シャングリ・ラ ボラカイのCHI ザ・スパは、岩場の岬に建つ5,714㎡のスパヴィレッジ。バナナの葉とココナッツオイルを使うヒロット マッサージなどを受けられ、施術にはスパプールの

  • シャングリ・ラ マクタン セブ|Chiスパフィリピン / セブ島

    Chiスパ(Chi, The Spa)は、シャングリ・ラ マクタン セブのスパ。ココナッツオイルとバナナの葉を使うヒロットは60分PHP 5,000からで、屋外で受ける短時間の施術

中東・アフリカ1施設

  • シャングリ・ラ ル トゥエスロック|CHI スパモーリシャス

    シャングリ・ラ ル トゥエスロックのCHI スパは、モーリシャス東海岸にあるスパ。島の文化を取り入れた8つの施術室で、ココナッツを使う島の素材のケアやバイオロジック ルシェルシュの

このブランドのスパに多い施術

掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。

参考にした資料

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本ページはブランドの公開情報をもとにスパトリが独自に整理したもので、各ブランドとの提携関係はありません。最新の内容は公式情報をご確認ください。