創業
1995年(最初のリゾート開業)
本拠地
タイ・バンコク。現在はIHG傘下
スパの名称
シックスセンシズ スパ
スパの傾向
6つの柱で組む滞在型ウェルネス
こんな旅に
数日こもって整えたい旅
運営グループ
IHGホテルズ&リゾーツ系
関係
2019年にIHGが3億ドルで買収した完全子会社ブランド
同じグループの主なブランド
インターコンチネンタル、リージェント、キンプトン
ブランドの本拠地
タイ・バンコク

出典:IHG PLC プレスリリース「IHG further expands luxury footprint with acquisition of Six Senses」(2019年2月13日、3億ドル、売主Pegasus Capital)IHG PLC「Our brands」(Luxury & Lifestyleの構成)

シックスセンシズのスパとは

シックスセンシズ(Six Senses)は、タイ・バンコクに本拠を置く、リゾートを中心としたラグジュアリーホテルブランドのひとつです。ブランド名が示すとおり、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つに「第六感」を加えた感覚を軸に、宿泊とウェルネス、そしてサステナビリティを一体のものとして考えてきたことで知られます。現在はIHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)の一員です。

このブランドでは、スパは滞在に付随する設備ではなく、旅の中心に置かれています。スパは「シックスセンシズ スパ(Six Senses Spas)」と呼ばれ、施術だけでなく、睡眠、食事、運動、マインドフルネスまでを含めた組み立てが用意されています。スパを目的に行き先を選ぶ人が多いブランド、と言ってよいでしょう。

ブランドの成り立ち

始まりは1995年です。最初のリゾートの開業とともに、ウェルネスとサステナビリティを軸にする考え方が固まったと公式サイトは説明しています。2002年からは各リゾートにスパを組み込むようになり、ここから「泊まる」と「整える」が一体のブランドとして知られるようになりました。

その後は、2014年に睡眠、2015年に食事、2017年に子ども向けのプログラムと、柱を一つずつ増やしてきました。2019年にはIHGがブランドと運営会社を取得し、現在もバンコクに本拠を置いて運営されています。2023年には、インドにブランド初となる専用のウェルネスリトリートも開いています。

スパの特徴

シックスセンシズのスパは、ブランド共通の考え方がはっきりしているのが特徴です。公式サイトは、ウェルネスを6つの柱で説明しています。

  • 6つの柱:睡眠(Sleep)、食事(Eat)、スパ(Spa)、運動(Move)、マインドフルネス(Mindfulness)、育つ(Grow)の6つを軸にプログラムを組み立てます。
  • シンギングボウルの儀式:施術の前後にシンギングボウルを鳴らす作法が組み込まれ、どの施設でも共通の入口と出口になっています。
  • アルケミー バー:セラピストと一緒に、その土地の素材でスクラブやフェイスマスク、ハーブボールなどを自分でつくれる場所です。
  • ゲスト プラクティショナー:中国伝統医学の専門家やオステオパス、ヒーラーなどが期間を区切って滞在し、その時期だけのメニューを提供します。
  • 敷地内の菜園を使う:オーガニックガーデンで採れた素材を、食事だけでなくトリートメントにも使います。

公式サイトは、自らの姿勢を「A passion for wellness, community, sustainable design and smiles」という言葉で表しています。

代表的なスパ体験

シグネチャーの内容は土地ごとに異なりますが、滞在型のウェルネスプログラムがどの施設にも用意されているのが、このブランドの大きな特徴です。睡眠、運動、食事などテーマ別に組まれ、到着時の計測やコンサルテーションをもとに内容を決めていきます。日数も、数日のものから長めのものまで選べます。

2023年にインドで開業したシックスセンシズ ヴァナは、宿泊施設というより、アーユルヴェーダ、ヨガ、チベット医学、自然療法を組み合わせた専用のウェルネスリトリートとして設計されました。ブランドの方向性がもっとも濃く出た施設と言えます。一方、短い滞在でも単発のトリートメントは受けられるので、旅程に合わせて無理なく組み込めます。

どの施設を選ぶ?

シックスセンシズはリゾートが中心のブランドで、自然の中に置かれた施設が多数を占めます。屋外のヨガパビリオン、オーガニックガーデン、その地域に伝わる療法など、その土地でしかできない体験が並び、数日かけて過ごす前提で設計されています。滞在型のプログラムの種類も、リゾートのほうが豊富です。

一方、近年はローマや京都のように、都市の中に置かれる施設も増えてきました。都市型は、短時間で区切って使えるデイスパ的なメニューや、バスサーキット、新しい機器を使ったアプローチに寄る傾向があります。ローマでは、古代ローマの浴場を下敷きにした温冷の巡り方が用意されています。

数日こもって腰を据えたいならリゾート、旅程の合間に組み込みたいなら都市型、と分けて考えると選びやすいでしょう。

利用するときに知っておきたいこと

  • スパは予約制が基本です。ゲスト プラクティショナーの滞在時期は施設ごとに公表されるので、目当てがあれば日程を合わせて予約しましょう。
  • 滞在型のウェルネスプログラムは必要な泊数が決まっていることが多く、申し込み前に確認が必要です。到着日と出発日の調整も見ておきましょう。
  • 年齢制限は施設ごとに異なります。バスサーキットやサウナなど、一部の設備には年齢の下限が設けられていることがあります。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談してください。受けられないメニューや、専用のメニューを案内される場合があります。
  • ホテル以外に、提携先のスパを運営していることもあります。宿泊とは別にスパだけ利用したい場合は、公式サイトで扱いを確認してください。

よくある質問

シックスセンシズのスパは、宿泊者以外も利用できますか?
施設によります。都市型のホテルではデイスパとしてのメニューを用意していることがありますが、リゾートでは宿泊者が中心です。ホテル以外の提携スパを運営している場合もあるので、行きたい場所ごとに確認するのが確実です。
ウェルネスプログラムは何泊くらいから受けられますか?
プログラムによって設定が異なり、数日のものから長めのものまであります。短い滞在でも単発のトリートメントは受けられるので、まず試してみて、次の旅でプログラムを組むという選び方もできます。
どの施設でもシンギングボウルの儀式はありますか?
公式サイトは、施術の前後にシンギングボウルの儀式を取り入れていると説明しています。ブランド共通の作法なので、初めて訪れる施設でも流れをつかみやすいのが利点です。

シックスセンシズのスパがある施設

スパトリが掲載しているシックスセンシズのスパ22施設を地域別に紹介します。国内は1施設、海外は21施設です。

日本1施設

アジア10施設

ヨーロッパ6施設

中東・アフリカ4施設

オセアニア1施設

このブランドのスパに多い施術

掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。

出典・確認日3件

本ページはブランドの公開情報をもとにスパトリが独自に整理したもので、各ブランドとの提携関係はありません。最新の内容は公式情報をご確認ください。