創業
名の由来は1893年のニューヨーク
本拠地
米国。ヒルトン傘下のブランド
スパの名称
ウォルドーフ・アストリア スパほか
スパの傾向
温浴設備が広く、滞在型の使い方向き
こんな旅に
記念日や、歴史ある街での長めの滞在
運営グループ
ヒルトン系
関係
ヒルトンが直接保有・運営するラグジュアリーブランド
同じグループの主なブランド
コンラッド、LXR、シグニア ヒルトン
ブランドの本拠地
アメリカ・バージニア州マクリーン(ヒルトン本社)

出典:Hilton 公式「Our Brands」(ラグジュアリー区分にWaldorf Astoria、Conrad、LXR、NoMad、Signiaを掲載)Hilton 公式プレスリリース(マクリーン発。28ブランド体制)

ウォルドーフ・アストリアのスパとは

ウォルドーフ・アストリアは、ヒルトンが展開するラグジュアリーブランドのひとつです。ニューヨークの伝説的なホテルの名前を受け継ぎ、その土地の象徴となるような建物や立地に開かれてきました。同じくヒルトン傘下のコンラッドが現代的なデザインを前面に出すのに対し、ウォルドーフ・アストリアは格式や物語性を軸にしたホテルとして知られます。

スパは、滞在の格を保つ設備として丁寧につくり込まれています。名称は施設によって幅があり、「ウォルドーフ・アストリア スパ」を掲げるところもあれば、化粧品ブランドと組んだ名前を持つところもあります。共通しているのは、トリートメントルームに加えて温浴やリラクゼーションのための空間を広くとり、時間をかけて過ごせるようにしている点です。

ブランドの成り立ち

名前の由来は、19世紀末のニューヨークにあります。1893年に五番街へウォルドーフ・ホテルが開業し、1897年には隣接地にアストリア・ホテルが加わりました。ふたつの建物をつないだ通路は「ピーコックアレー」と呼ばれ、社交の舞台として名を知られるようになります。両館は1929年に取り壊されてエンパイア・ステート・ビルの敷地となり、1931年、パークアベニューに新しいウォルドーフ・アストリアが開業しました。

ホテルブランドとして各地に広がるのは、それから70年以上あとのことです。ヒルトンが2006年にラグジュアリーブランドとして立ち上げ、以降、世界各地の象徴的なホテルが名を連ねるようになりました。ヒルトンが公開するブランド資料では、現在22の国と地域で40軒ほどが開業しているとされています。ニューヨークのホテルは、コンラッド・ヒルトンが「The Greatest of Them All」と呼んだことでも知られます。

スパの特徴

ウォルドーフ・アストリアのスパは、ホテルの歴史や建築と響き合う内装が目を引きます。クラシックな邸宅のような設えのところもあれば、島のリゾートらしい開放的な棟を構えるところもあり、統一されたデザインコードというより、その建物にふさわしい形が選ばれています。

  • トリートメントは、オイルマッサージ、フェイシャル、ボディスクラブやラップといった定番に加え、施設独自の長時間メニューが用意されることがあります。
  • ハマム、スチームルーム、サウナ、冷水浴など、水と温度を使った設備を備える施設が多く見られます。
  • ゲランやラ・プレリーといった化粧品ブランドと組み、そのブランド名を冠したスパを運営する施設もあります。
  • フィットネスやプールを含む広いウェルネスフロアを持ち、宿泊者以外にも開かれている施設があります。

代表的なスパ体験

ブランド全体で共通するシグネチャートリートメントは定められていませんが、近年のウォルドーフ・アストリアでは、施術を単発で受けるだけでなく、滞在のあいだの過ごし方そのものを組み立てる考え方が広がっています。ニューヨークのスパでは、栄養・運動・睡眠・マインドフルネスという4つの柱を掲げ、1回の施術から長期のプログラムまで幅を持たせた構成が紹介されています。

もうひとつの特徴は、温浴や水を使う設備を「施術の前後に過ごす場所」として重視している点です。サウナやスチーム、冷たい水に入る設備を順に巡り、そのあとでトリートメントを受ける。あるいは施術後に静かなラウンジで休む。こうした流れを前提に時間を確保しておくと、滞在の満足度が変わってきます。

どの施設を選ぶ?

都市のウォルドーフ・アストリアは、歴史的な建物や再生された名建築に入ることが多く、スパもその建築の一部として設計されています。観劇や食事の予定と組み合わせて、滞在の合間に数時間だけ使うような選び方が合います。ビジネスの旅でも取り入れやすいタイプです。

リゾートのウォルドーフ・アストリアは、海辺や砂漠、山あいなど、その土地の風景を大きく取り込んだ構成になります。水を使った設備が広く、トリートメント棟が独立していることもあり、数日かけて過ごすのに向いています。どちらを選ぶ場合も、スパの名称と運営形態が施設ごとに異なるため、公式サイトでメニューと設備を確かめてから予約すると、思っていた内容との差が出にくくなります。

利用するときに知っておきたいこと

  • 人気の施設では週末や夕方の枠が早く埋まります。滞在日程が決まったら、早めに予約を入れておくと選択肢が広がります。
  • 宿泊者以外の利用を受け付けているスパもありますが、条件は施設ごとに違います。訪問前にホテルへ直接確認してください。
  • 温浴エリアやフィットネスには年齢制限が設けられていることがあります。お子さま連れの場合は事前に確認しておきましょう。
  • 施術料金とは別に、温浴エリアの利用料が必要な場合があります。どこまで含まれるかを予約時に確かめておくと安心です。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談してください。受けられない場合や、別のメニューを案内されることがあります。

よくある質問

ウォルドーフ・アストリアはどこのグループのホテルですか?
ヒルトンが展開するラグジュアリーブランドのひとつです。同じヒルトン傘下のコンラッドとは兄弟ブランドにあたり、ウォルドーフ・アストリアのほうが格式や歴史を前面に出した性格になっています。
スパの名前が施設ごとに違うのはなぜですか?
「ウォルドーフ・アストリア スパ」を名乗る施設がある一方、ゲランやラ・プレリーなど化粧品ブランドと組んだ名称を使う施設もあるためです。運営形態や取り扱う製品が異なるので、メニューも施設ごとに違います。
スパにはどのくらい時間をみておけばいいですか?
施術時間にくわえ、温浴エリアやリラクゼーションスペースで過ごす時間を含めて考えると余裕が生まれます。60分のトリートメントでも、前後を合わせて半日近く滞在する人が少なくありません。

ウォルドーフ・アストリアのスパがある施設

スパトリが掲載しているウォルドーフ・アストリアのスパ5施設を地域別に紹介します。国内は1施設、海外は4施設です。

日本1施設

アジア3施設

アメリカ・カナダ・ハワイ1施設

このブランドのスパに多い施術

掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。

参考にした資料

公開日: 内容確認日:

本ページはブランドの公開情報をもとにスパトリが独自に整理したもので、各ブランドとの提携関係はありません。最新の内容は公式情報をご確認ください。