創業
1994年(1軒目はタイ・プーケット)
本拠地
シンガポール
スパの名称
バンヤンツリー スパ
スパの傾向
アジアの手技とハーブを使うオイル施術
こんな旅に
ヴィラでこもる休暇、都市での小休止
運営グループ
アコー系
関係
2016年にアコーと資本業務提携。買収ではなく独立経営
同じグループの主なブランド
ラッフルズ、フェアモント、ソフィテル
ブランドの本拠地
シンガポール

出典:Accor プレスリリース「Banyan Tree and AccorHotels announce strategic partnership」(2016年12月7日、転換社債で約5%出資、独立性を維持)Accor 公式ブランド一覧(Luxury区分にBanyan Treeを掲載)

バンヤンツリーのスパとは

バンヤンツリーは、1994年にタイ・プーケットの1軒目から始まった、アジア発のラグジュアリーホテルブランドのひとつです。運営するバンヤングループは、バンヤンツリーを旗艦ブランドとしながら、アンサナやガーヤ、カッシアなど性格の異なる13のブランドを束ね、アジアを中心に世界各地へ広がってきました。

このブランドを語るうえで外せないのが「バンヤンツリー スパ」です。宿泊施設に後から付け足された設備ではなく、1号店の開業と同時に生まれ、ブランドの中心に据えられてきました。機械や器具に頼らず、セラピストの手の技を主役にするという考え方が、今のメニューにも受け継がれています。

ブランドの成り立ち

創業は1994年。ホー・クォンピン(Ho Kwon Ping)氏とクレア・チャン(Claire Chiang)氏の夫妻が中心となって立ち上げました。同じ年にタイ・プーケットで最初のリゾートが開業し、ここに最初のスパも併設されています。グループの本拠地はシンガポールで、シンガポール取引所に上場しています。

その後はリゾートだけでなく、ソウルや京都のような都市の施設、温泉地の施設へと広がりました。スパはギャラリーやオリジナルのバス・ボディ製品とあわせてグループの柱のひとつに育ち、ホテルに泊まらない人が目的地として訪れる場所にもなっています。

スパの特徴

バンヤンツリー スパが一貫して大切にしてきたのは、手の技を中心に置くことです。アジアに伝わる手技に、ハーブやオイルを組み合わせて全身をゆっくりほぐしていきます。近年は「8つのウェルビーイングの柱」という枠組みを掲げ、つながり、グラウンディング、成長、マインドフルネス、動き、栄養、実践、休息という8つの視点からメニューや滞在プログラムを組み立てています。

  • メニューは「エンシェント・アジアン・ヒーリング」「バンヤン シグネチャー」「スキンヘルス」「マッサージセラピー」「ボディトリートメント」といったグループに整理されています。
  • 庭や水辺に面したヴィラ型のトリートメントルーム、ふたりで入れる部屋を備える施設が多く、屋外の気配を感じながら受けられます。
  • スチームやサウナ、テーマの異なるシャワー、ジャグジーをめぐる「レインフォレスト」と呼ばれる水の設備を持つ施設もあります。
  • セラピストはプーケットにあるバンヤン スパ&ウェルビーイング アカデミーで学んでおり、施設が変わっても近い受け心地を期待できます。

代表的なスパ体験

ブランド共通の考え方として、スパを単発の施術ではなく滞在の流れの一部として組み立てる姿勢があります。2泊以上で組む「ウェルビーイング サンクチュアリ ステイ」は、日々の食事、体を動かす時間、夜のバスとボディの儀式までをひと続きにしたプログラムで、毎日少しずつ受けながら過ごす使い方に向いています。

単発で選ぶなら、アジアの手技を組み合わせた長めのシグネチャーメニューが入口になります。ハーブボールを使う施術や、土地の素材を取り入れたスクラブなど、その場所らしさを出したメニューも用意されます。1軒目であるバンヤンツリー プーケットのスパは、こうしたメニューの原型が生まれた場所として知られます。

どの施設を選ぶ?

都市型とリゾート型で、使い勝手がはっきり分かれます。ソウルや京都のような都市の施設は、比較的短い時間のメニューがそろい、宿泊しない人も利用しやすい構成になっていることが多いため、旅の途中に組み込みやすいのが利点です。

いっぽうプーケットやサムイのようなリゾートは、ヴィラのこもれる感じと屋外の景色を生かした長めのトリートメントが中心です。何日か滞在して、毎日少しずつ受けるような過ごし方が合います。日本国内の施設は、温泉や周囲の自然と組み合わせたメニューを用意するところもあり、遠くまで行かなくてもブランドの空気を試せます。

利用するときに知っておきたいこと

  • 宿泊しなくても利用できる施設が多い一方、時間帯や曜日を限ることがあります。予約時に確認しておくと安心です。
  • 夕方や連休は埋まりやすいため、滞在が決まった時点で予約しておくのがおすすめです。
  • 多くの施設が年齢制限を設けています。家族で利用したい場合は事前に相談してください。
  • 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談を。専用のメニューを案内される場合や、受けられない場合があります。
  • 料金はメニューと施設によって幅があり、サービス料や税が別に加わることがあります。

よくある質問

宿泊しなくてもバンヤンツリー スパを利用できますか?
外来の利用を受け付けている施設が多く、都市型の施設ではとくに一般的です。ただし受付時間や予約条件は施設ごとに異なるため、事前に直接確認するのが確実です。
どの施設でも同じメニューを受けられますか?
ブランド共通のシグネチャーメニューは多くの施設に用意されていますが、それに加えて土地の素材や伝統を取り入れた独自メニューが並びます。同じブランドでも場所ごとの違いを楽しめます。
初めてならどのメニューを選べばいいですか?
まずは全身のオイルマッサージを60〜90分で受けるのが選びやすい入口です。屋外の気配を味わいたいなら、庭や水辺に面したヴィラ型の部屋がある施設を選ぶとよいでしょう。

バンヤンツリーのスパがある施設

スパトリが掲載しているバンヤンツリーのスパ5施設を地域別に紹介します。国内は2施設、海外は3施設です。

日本2施設

  • バンヤンツリー・スパ フェニックス・シーガイア九州地方 / 宮崎県

    バンヤンツリー・スパ フェニックス・シーガイアは、フェニックス・シーガイア・オーシャン・タワー39階、地上約130mから太平洋を望むスパ。シングル7室とツイン3室の個室で、施術後に

  • バンヤンツリー・東山 京都|バンヤンツリー・スパ近畿地方 / 京都府

    バンヤンツリー・東山 京都のバンヤンツリー・スパは、天然温泉とスチームサウナを備え、日本の伝統を取り入れたケアを案内しています。専用温泉と全身トリートメントを組み合わせるコースがあ

アジア3施設

このブランドのスパに多い施術

掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。

参考にした資料

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