- 創業
- 1970年/ロバート・H・バーンズ
- 本拠地
- 英国ウィンザー。IHG傘下
- スパの名称
- 統一名称はなく施設ごとに異なる
- スパの傾向
- 眺望を生かした静かな都市型スパ
- こんな旅に
- アジアの主要都市を巡る旅
- 運営グループ
- IHGホテルズ&リゾーツ系
- 関係
- IHGのラグジュアリー最上位ブランド
- 同じグループの主なブランド
- インターコンチネンタル、シックスセンシズ、キンプトン
- ブランドの本拠地
- 香港発。現在はIHG(イギリス・ウィンザー)
リージェントのスパとは
リージェント(Regent)は、1970年に生まれたラグジュアリーホテルブランドのひとつです。アジアを舞台に評価を高めた歴史を持ち、2018年からはIHGホテルズ&リゾーツの傘下に入って、同社のラグジュアリー領域の最上位に位置づけられています。IHGはリージェントを「timeless modernity(時を超えたモダンさ)」という言葉で説明しており、主要都市の中心やリゾートの要所に、数を絞って展開する方針を取っています。
スパは、そうした立地の中で静けさをつくる装置として置かれています。ブランド共通のスパ名称が定められているわけではなく、施設ごとに名前もメニューも異なりますが、高層階や水辺といった眺めのよい場所にスパが配され、トリートメントルームだけでなくプール、サウナ、休息スペースまでを含めて一続きに使えるよう設計されているホテルが多く見られます。
ブランドの成り立ち
創業は1970年、ホテリアーのロバート・H・バーンズによるものです。日本の東急グループとの合弁として始まり、翌1971年にホノルル・ワイキキで最初のホテルが開業しました。のちにゲオルグ・ラファエルや、アマンの創業者として知られるエイドリアン・ゼッカも展開に加わったとされます。1980年代初めに開業したリージェント香港は高い評価を集め、ブランドの名前をアジアだけでなく世界に広げました。
その後は所有が何度も移り、1990年代にフォーシーズンズ、続いてカールソンがブランドを手にし、2010年には台湾のフォルモサ インターナショナル ホテルズが取得します。そして2018年3月、IHGがリージェントの株式51%を取得すると発表。当時6軒だった規模を長期的に40軒超へ広げる計画が示されました。現在の本拠は英国ウィンザーに置かれています。
スパの特徴
リージェントのスパは、ブランドとして規格化されているというより、それぞれのホテルの建築と立地に合わせてつくられています。共通して見られるのは次のような性格です。
- 都市のランドマークの中に置かれる静けさ:主要都市の中心や湾に面した立地が多く、眺望を持つフロアにスパが設けられます。外の喧騒から切り離された時間をつくるのが役割です。
- 濡れたエリアまで含めた設計:トリートメントルームだけでなく、プール、サウナ、スチーム、休息スペースを行き来しながら過ごせる構成のホテルがあります。
- 施設ごとに異なるメニュー:ブランド横断のシグネチャーが定められていないため、アジアの伝統的な手技を軸にする施設もあれば、ヨーロッパ系のフェイシャルブランドを導入する施設もあります。
- 先回りするサービス:IHGはリージェントのサービスを、必要を先に読み取るものとして説明しています。スパでも、到着から施術後の休息まで一貫した応対が期待できます。
代表的なスパ体験
ブランド共通の定番メニューはないため、代表的な体験は「そのホテルでしか受けられないもの」という形になります。たとえばリージェント香港のように水辺のランドマークに建つホテルでは、眺めを取り込んだスパやプールが滞在の記憶を作ります。アジア発のブランドらしく、現地の手技や素材を取り入れたトリートメントを用意する施設も少なくありません。
滞在の組み立て方としては、到着日にボディトリートメントを1本入れて移動の疲れをほどき、翌日以降は街の観光やダイニングに時間を割く、という使い方が向いています。長めに滞在するなら、プールやサウナを日課のように使い、施術は中日に置くとよいでしょう。
どの施設を選ぶ?
リージェントは軒数が絞られており、IHGの傘下に入ってからも、主要な都市とリゾートを中心に少しずつ増えている段階です。そのため「どの国に行くか」で候補がほぼ決まります。アジアの大都市に滞在するなら、街の中心や湾岸に建つ都市型が選びやすく、空港からの移動も含めて動きやすい旅程になります。
リゾートを選ぶ場合は、スパの位置づけがホテルごとに違う点を意識しておきましょう。海辺の施設では屋外のパビリオンや水辺の施術室を持つところがある一方、都市型では屋内に集約されていることが多くなります。同じIHGグループのインターコンチネンタルと見比べると、リージェントがより軒数を絞った静かなブランドだと分かります。
利用するときに知っておきたいこと
- スパは予約制が基本です。都市型ホテルは週末や夕方の時間帯が埋まりやすいので、宿泊が決まった時点で申し込んでおくと安心です。
- 宿泊者以外の利用を受け付けるかどうかは施設ごとに異なります。都市型では外来利用が可能な場合もあるので、直接確認してください。
- プールやサウナ、フィットネスの利用に年齢制限や時間帯の区分が設けられていることがあります。家族での滞在なら事前に問い合わせておきましょう。
- ブランド横断の統一メニューがないため、公式サイトで見た内容が別の都市の施設にあるとは限りません。行きたい施設のページで個別に確かめてください。
- 妊娠中の方、持病のある方、けがや皮膚のトラブルがある方は、予約時にスパへ相談してください。受けられないメニューがある場合や、専用のメニューを案内される場合があります。
よくある質問
- リージェントはどこのブランドですか?
- 1970年に創業し、ホノルル・ワイキキでの開業からアジアを中心に評価を高めたブランドです。所有は複数回移り、2018年にIHGホテルズ&リゾーツが株式51%を取得しました。現在はIHGのラグジュアリー領域の最上位ブランドとして位置づけられ、本拠は英国ウィンザーにあります。
- インターコンチネンタルとの違いは何ですか?
- どちらもIHGのブランドですが、インターコンチネンタルが世界各地に広く展開しているのに対し、リージェントは軒数を絞ったより上位のブランドとして扱われています。スパについても、規模よりも静けさや眺望を重視した設計の施設が目立ちます。
- どの施設でも同じスパメニューがありますか?
- いいえ。ブランド共通のスパ名称やシグネチャーメニューは定められておらず、内容は施設ごとに異なります。アジアの伝統的な手技を軸にするところ、フェイシャルに強いところなど性格に幅があるため、滞在先が決まったらそのホテルのスパページを確認してください。
リージェントのスパがある施設
スパトリが掲載しているリージェントのスパ3施設を地域別に紹介します。国内は0施設、海外は3施設です。
アジア3施設
リージェント フーコックのザ・スパは、フーコック島のスパ。温めたクォーツサンドのベッドを使うセラピー、バスティアン・ゴンザレスのハンド&フットケア、ビオロジック ルシェルシュのフェ
リージェント上海浦東|FLARE Spa中国 / 上海
FLARE Spaは、リージェント上海浦東の最上階41階にあるスパ。陸家嘴の高層ビル群を見下ろし、Natura Bisséのフェイシャルやマッサージ、2名用のジャクージ付きVIPス
沐蘭SPA ムーランスパは、リージェント台北20階にあるホテルスパ。全10室にスチームシャワーと浴槽を備え、営業は10〜23時。90分コースはNT$4,800からで、表示時間には更
このブランドのスパに多い施術
掲載施設のメニュー名から集計しました。施術名から、特徴と受け心地の解説に進めます。
参考にした資料
- IHG plc ニュースリリース(2018年):Regent の株式51%取得
- IHG Development 公式:Regent ブランド
- Wikipedia: Regent Hotels & Resorts(創業・所有の変遷)
公開日: 内容確認日:
本ページはブランドの公開情報をもとにスパトリが独自に整理したもので、各ブランドとの提携関係はありません。最新の内容は公式情報をご確認ください。


